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アンネの日記・あらすじと感想

      2019/04/10

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あらすじ

この作品は実話であり、第二次世界大戦時ドイツで起こったユダヤ人狩りから逃れる為に隠れ家で住んでいた8人のユダヤ人達の生活を2年間を明確に描いていて、彼女が感じた不安だったり様々な感情だったり、実際に起こったことや取りとめもない日常が書かれています。

 

『アンネの日記』は、アンネ・フランクという少女が13歳のときにもらった日記帳が始まりです。アンネはプレゼントとして貰った日記帳に『キティー』と名付け、誕生日からナチスに見つかるまでの2年間の日々の出来事を書き続けています。

 

日記の内容には、隠れ家生活の様子がアンネの視点で書かれています。日記の冒頭は毎回「親愛なるキティー」へで始まっています。

アンネはその日記に、お友達や両親に言えない、言いたくないことを架空の友達をしたてて書いていきます。

 

アンネは女の子の友達が多く、男の子にももてていたようで、日記には男の子たちに対してのけっこうきつい指摘も書かれています。

そんな平穏な日々の中にも、ユダヤ人へのしめつけがどんどん厳しくなっていく様子が、日記にも書かれています。そしてある日、ついにアンネの父親が隠れ家に移ることを決意します。

 

その後、周りに何も言えずに準備を進め、アンネは誰にもお別れを言えずに、飼っていた猫を手放さないといけなくなります。

その隠れ家にはフランク一家だけでなく、他の一家、中年男性も一緒に生活することになり、この共同生活の困難も、年頃の女の子の容赦のない視点で描かれています。そしてその隠れ家で一緒に暮らす少年との恋と、それが終わった後の冷静な分析も、アンネの聡明さがあらわれています。

 

この日記の最後から数日後に、隠れ家の人達はみんなつかまってしまいました。

アンネ・フランクは逮捕後にベルゲン・ベルゼン強制収容所で発疹チフスにより死亡。アンネの日記は彼女の死後、父親により編集され出版されたのです。

アンネの日記 (文春文庫)
アンネ フランク 深町 眞理子
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感想

『アンネの日記』をいつ読むかで、感想が違うと思います。子供のころ、アンネと同じくらいのころ、もっと大きくなったころ、大人になったころ、さらに年を重ねたころ、それぞれで違うことを思うのではないでしょうか。

アンネの日記を読んだ時、隠れ家生活という大変な状況の中でも、感情豊かに過ごしているアンネは逞しいと思いました。元の生活に戻った時のために、隠れ家で勉強もしています。何かと不満を日記に書きながらもストレス発散するなどして、前向きに過ごしていたのが分かります。

 

また、アンネとペーターが恋仲になる様子も、みずみずしいタッチで描かれており、とても印象に残りました。恋のことにしろ、家族との衝突のことにしろ、思春期の少女の気持ちが痛い程伝わってくる日記の内容です。

 

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