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【海賊と呼ばれた男】簡単なあらすじと感想

      2017/02/22

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「海賊と呼ばれた男」は百田尚樹が執筆した歴史小説です。舞台は第二次世界大戦で日本が敗戦をしたところから始まります。

言わずもがな、この本のモデルは出光興産創業者の出光佐三氏です。元々どこかの金持ちの息子でもない、彼がどうやって一流大企業の出光興産を作りあげていくのかが物語となっているのですが、非常に見ものです。

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あらすじ

主要都市は戦争の傷が多く残り、復興には時間がかかる状況でした。主人公の国岡鐵三の店も被害があり、売る商品もない状態でした。石油を商品としていたのですが、その石油がまったくなくなり、外国との貿易も出来ない状況です。

そのような状況にも負けずに店を立て直し、再建していく物語です。門司という場所で店を開業したのですが、この門司では指定された地域以外での、石油の販売を禁止していました。

しかし、鐵三はこの決まりの穴を見つけ、伝馬船を使って、石油を販売します。そこから鐵三は海賊と呼ばれるようになりました。それがタイトルの由来になっています。

最終的に鐵三は世界を股をかけ石油の貿易をおこなうようになり、それが有名な日章丸事件へと発展します。イギリスは日章丸の石油の所有権を主張しました。

ですが、裁判では鐵三が勝訴します。これが日本国民を勇気づけ、イランとの信頼関係を形作るきっかけになりました。

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)
百田 尚樹
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感想

感想としましては、まず、本を手に取る前に悩みました。なぜかと言うと、上下二巻のとても分厚い本だったからです。読み切れるか不安だったのですが、心配ご無用でした。

読みきるのに時間はかからず、貪るように読みました。そして、私は女性なのですが、男性読者ならたまらないだろうなと思いました。男のロマンがたくさん詰まった物語となっております。

タイトルだけを見ると、海賊をテーマにした冒険小説のような印象を抱きました。しかし、実際は逆境の中で海賊のように、たくましく生きようとした男の物語でした。

敗戦直後の中でも、常に前を見続け、社員を見捨てない。その精神がとても美しく、高貴さを感じました。このような状況に置かれたら、果たして自分はどう生きるのか、どう会社を立て直していくのか、そういったことを考えた面白い小説でした。

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